前回、Raspberry Pi 3B+(Lite上)にZabbixを入れましたので、監視対象のサーバにエージェントを入れてみました。
対象のサーバ
とりあえずの対象はUbuntuサーバの2つとしました。1つはKVMホスト、1つはKVMゲストの2つとなります。どちらもUbuntuサーバとなります。ホスト・ゲストに関わらず、手順は同じです。
Agentのインストール
wget https://repo.zabbix.com/zabbix/5.0/ubuntu/pool/main/z/zabbix-release/zabbix-release_5.0-1+focal_all.deb
sudo dpkg -i zabbix-release_5.0-1+focal_all.deb
sudo apt update
sudo apt -y install zabbix-agent
zabbix_agentd.confのServer,ServerActive,hostnameを編集します。
sudo vim /etc/zabbix/zabbix_agentd.conf
設定後は再起動しておきます
sudo systemctl restart zabbix-agent
sudo systemctl enable zabbix-agent
ポートの確認
デフォルトでは、 Zabbix Agent は 10050 番ポートで Zabbix Server からのアクセスを待ち、 Zabbix Server は 10051 番ポートで Zabbix Agent からのアクセスに応答します。忘れずにそれぞれのポートを開けておきましょう。
agent側
sudo ufw allow proto tcp from 192.168.xxx.0/24 to any port 10050
sudo ufw status
server側
sudo ufw allow proto tcp from 192.168.xxx.0/24 to any port 10051
sudo ufw status
Zabbix Server側でホストの追加
ブラウザからサーバのアドレスを開き、先ほどagentをインストールしたサーバーを追加してみます。
右上の[ホストの作成]を選択します。
監視対象のホストの情報を入れていきます。
テンプレートとして、[Template OS Linux by Zabbix agent]を選択しました。
無事、ホスト(KVMホスト)が追加されました。あとは監視対象を順次追加していく形となります。
KVM上のゲストも同様の手順で追加出来ました。
今後、Zabbixの利用方法やアラートの仕込み方などを確認したいと思います。
良かったら他の記事も読んで頂けると嬉しいです。よろしくお願いします。