7.2.1系の方は、以下もご確認ください。
はじめに
中小企業診断士 ITコンサルのTakToolsです。前回、WinActorでChromeを起動する際に発生したエラーを、どのように調べるのかについて記事にしてみました。今回はEdgeを起動してみるという内容になります。
結果から言うと、DISMコマンドを実行してMicrosoftWebDriverを入れ替える必要がありました。
DISM.exe /Online /Add-Capability /CapabilityName:Microsoft.WebDriver~~~~0.0.1.0
Edgeを起動する
Edgeを起動するだけのスクリプトを試してみます。
またおまえか!というエラーが発生しました。
前回記事のように、異常系を入れて確認してみましょう。
実行すると、エラー詳細が表示されます。前回とは内容が違いましたが、ドライバなんちゃらなので、まず、ドライバを疑ってみましょう。
MicrosoftWebDriver
WinActor\webdriverのフォルダ内のMicrosoftWebDriverを確認します。
Edgeのバージョンも確認しておきましょう。Release 86でした。
これかなあと思ったのですが、ダウンロードされてくるファイル名が異なりました。はずれのようです。
DISM.exeを実行する
フォーラムとかを調べると、DISM.exeを実行する必要があるようでした。
管理者として実行してみましょう。
DISM.exe /Online /Add-Capability /CapabilityName:Microsoft.WebDriver~~~~0.0.1.0
DISMコマンドを実行すると、System32配下にMicrosoftWebDriverが入ります。
これを、WinActor\webdriver配下にコピーしました。元々あったファイルは.oldをつけています。
再度スクリプトを実行すると、無事Edgeが起動するようになりました。
が、エラーは出ていますね。なんでしょうか。
例外処理を入れない場合はエラーは出ません。継続して調べる必要がありそうです。
まとめ
WinActorでEdgeを使う場合は、
- 管理者権限でDISMコマンドを叩く
- MicrosoftWebDriverをWebActor\webdriver配下にコピーする
という段取りが必要でした。ご参考にしてみてください。