シンテレワークシステムのHTML5版 Webクライアントがリリースされ、macOSなどでも使えるようになったので、早速試してみました。
サーバー側をBeta7にする
html5クライアントを利用するには、サーバ側はVer 0.18 (Beta 7) ビルド 9901である必要があるので、サーバ側をBeta7にします。アップグレードとか無いみたいですかね。分からなかったのでインストーラをそのまま実行してみました。
殆どの設定が引き継がれるようですが、MACアドレスによる絞り込みは引き継がれませんでした。利用されている場合は、MACアドレスを再度設定する必要があります。ご注意ください。
macOSもiOSもMACアドレスは自動生成に変わってきているので、従来のようなMACアドレスは固定という訳では無いという点に注意が必要ですね。
iPadで接続してみます
とりあえずiPadで繋げてみました。
ワンタイムパスワードを入力します。
とりあえず繋がりましたが、文字入力ができませんでした。
ソフトウェアキーボード等を設定すればできるのでしょうか。
うーん。変わりませんね。キーボード必須ですね。
HTML5クライアントの詳細オプションを確認しましたが、該当しそうなものはありませんでした。
macOSから繋いでみました
iPhoneのネットワーク共有を使って、Macbook Pro / safariで接続してみました。無事に繋がりましたが、ちょっとカクカクする印象をうけました。同じ状態でWireGuardを使って自宅に接続してみましたが、やっぱりWireGuardは速いですね。
まとめ
シンテレワークシステムがHTML5で使えるようになったのは非常にありがたいですね。iPadから接続時のキーボード問題だけ何とか出来ると良いですが、何か抜け道があるでしょうかねえ。
方式 | 接続先 | iPadからの接続 | macOSからの接続 | ネットワークに応じた調整 | 備考 |
シンテレワークシステム | シンテレワークサーバー (Windowsのみ) | △キーボードが必要 | ◯ | ◯中継システム(GateWay)が使えるので、ネットワーク設定に囚われない | |
WireGuard | RaspberryPi 4 | ◯ソフトウェアキーボード | ◯ | △ネットワークに応じて調整する必要がある | シンテレワークシステムより速い |
WireGuardもGateWayを設置出来るようですので、時間があれば挑戦したいところです。