気がつけば2021年も最終日。1年、あっと言う間でしたね。年々、体感速度が加速していきますが、記憶領域が壊れて行っているだけなのかもしれません。時間を増やすには1年が687日の火星に行くしかないですね。
さて、今回は、FinalCutProでファイルを書き出す際の、エラーへの対処を備忘録としてまとめておきたいと思います。主にフレーム番号のみが出た場合の場所特定と対処方法です。
ファイル書き出し時のエラー
動画編集も終わって、ファイルに書き出しましょう。という際に、たまに見るメッセージがあります。
詳細を表示すると、Error: RequestCVPixelBufferForFrame returned: 3 for absolute frame: <フレーム番号>のようなエラーが確認できます。問題がある場所はフレーム 721という事になります。
721フレームってどこやねん。という話になりますよね。
また、書き出し時には、以下のようなエラーの場合もあります。フレーム 2578、1:47:10付近という事が分かります。秒数まで表示されているので、これは確認しやすいですね。
フレーム表示に切り替える
という事で、Error: RequestCVPixelBufferForFrame returned: 3 for absolute frame: <フレーム番号>のようなフレームしか表示されない場合の、「フレーム番号、どこやねん問題」に対処してみます。
FinalCutProのメニューから、環境設定を開きます。
一般の時間表示の箇所を変更します。
参考までに、英語版も載せておきます。
リストを選択して、「フレーム」を指定します。これでタイムコードがフレーム表示に切り替わります。簡単ですね。出来ればショートカットがあれば良いんですけど。見つかってません。
問題があるフレームを表示する
タイムコード(赤枠)の中心をクリックすると、フレームを直接入力できるので、問題があったフレームを指定します。ここでは2578を指定してみました。
なるほど。該当のフレームが真っ黒ですね。
対処方法
対処方法は2つあります。
- レンダリングファイルを削除したあと、再度動画を書き出す
- 問題があるフレーム前後を削除して、うまく編集で繋ぐ
1が簡単だと思いますので、まずは1を試してみてください。
「ファイル」メニューから、「生成されたプロジェクトファイルを削除…」を選択
「レンダリングファイルを削除」にチェックを入れて、OKをクリック
これで再度、動画を書き出してみてください。これでうまく行けばOKです。
だめな場合は、該当の箇所を再度見直して、ちょっと削ってみるとかうまい具合に編集してみてください。
まとめ
以上、FinalCutProの「フレーム番号、どこやねん問題」に対処する方法(備忘録)でした。フレームレートで割り算をしてムニャムニャという情報もありましたが、フレーム表示をするのが一番早いと思います。ご確認ください。
参考情報
公式のユーザガイドにも載っていました。