Canon EOS R6で、撮影した画像を大きな画面ですぐに確認したい(しかも無料で)

写真を撮っていると、その場で大きい画面で確認したい時があります。

iPadやmacbookで表示しながら撮影出来ると良いなと思って調べてみると「テザー撮影」というようです。

「テザー撮影 iPad」で検索すると、Capture One、とか、ShutterSnitchを使えとか出てきました。

Canonのアプリで出来ないのかなあと思っていたら、普通に実現したいこと(撮影結果をすぐに確認したい)が出来たので、今回まとめておきます。

2023/06/26 iPadでは方法が若干変更になりました。以下からご確認ください。

テザー撮影とは

まず、テザー撮影とはなんぞや。という事で、BardとChatGPTにそれぞれ同じ質問をしたところ、ChatGPTの方が詳細に答えてくれました。

Bardに聞いてみた

テザー撮影とは、カメラをパソコンに接続して撮影する方法です。

通常、カメラで撮影した画像は、カメラ本体に搭載されているメモリーカードに保存されます。

しかし、テザー撮影では、カメラで撮影した画像がパソコンに直接転送されます。

そのため、撮影した画像をすぐにパソコンで確認したり、編集したりすることができます。

テザー撮影には、次のメリットがあります。

・撮影した画像をすぐにパソコンで確認できる

・撮影した画像を編集してすぐにパソコンに保存できる

・カメラの設定をパソコンから操作できる

・大規模な撮影の際に効率的に作業できる

テザー撮影は、プロのカメラマンや写真家だけでなく、趣味で写真を撮る人にもおすすめの方法です。

ChatGPTに聞いてみた

テザー撮影(テザーさつえい)は、カメラとコンピューターを接続して撮影データをリアルタイムでコンピューター上に表示する方法です。

これにより、写真やビデオの撮影中に撮影結果を確認したり、撮影設定を調整したりすることができます。

以下に、テザー撮影の基本的な手順と利点を説明します。

必要な機材とソフトウェアの準備:

カメラ:

テザー撮影に対応したカメラが必要です。一部の高級なデジタル一眼レフカメラやミラーレスカメラは、テザー撮影に対応しています。

コンピューター:

カメラとコンピューターを接続するためには、テザー撮影用のソフトウェアを実行できるコンピューターが必要です。

ケーブル:

カメラとコンピューターを接続するための適切な接続ケーブルが必要です。一般的にはUSBケーブルやイーサネットケーブルが使用されます。

カメラとコンピューターの接続:

カメラとコンピューターを適切なケーブルで接続します。一部のカメラでは、無線接続(Wi-FiやBluetooth)を使用して接続することも可能です。

テザー撮影ソフトウェアの起動:

カメラと接続されたコンピューター上で、テザー撮影用のソフトウェアを起動します。

カメラメーカーが提供する公式ソフトウェアやサードパーティのソフトウェアを使用することがあります。

撮影設定の調整:

テザー撮影ソフトウェア上で、カメラの設定を調整します。

露出、シャッタースピード、ISO感度などの設定を変更することができます。

リアルタイムでの撮影結果の表示:

カメラのシャッターボタンを押すと、撮影データがコンピューター上にリアルタイムで表示されます。

これにより、大きなモニター上で撮影結果を評価し、必要に応じて設定を調整することができます。

撮影データの保存と管理:

テザー撮影ソフトウェアは、撮影データを直接コンピューターに保存することができます。

また、ソフトウェア上で撮影データを管理したり、ライブビュー画面上で撮影データをマークしたりすることも可能です。

テザー撮影の利点は、以下のようなものがあります:

リアルタイムの確認: 

撮影結果を即座に確認できるため、撮影の正確性と品質を向上させることができます。

撮影設定の簡単な調整: 

コンピューター上で設定を調整できるため、撮影時にカメラに触れる必要がなくなります。

ワークフローの効率化: 

撮影データが直接コンピューターに保存されるため、後続の処理や編集作業がスムーズになります。

クライアントやチームとの共有:

撮影結果を大画面で表示し、クライアントやチームとの共有やフィードバックを容易に行うことができます。

ただし、テザー撮影にはいくつかの制約もあります。

ケーブルの長さや接続の安定性、対応しているカメラモデルの制限などが挙げられます。

また、テザー撮影ソフトウェアの操作性やパフォーマンスも異なる場合がありますので、使用するソフトウェアのマニュアルやユーザーフォーラムを参照することをおすすめします。

で、なんなの?

BardとChatGPTの回答をまとめると、「テザー撮影」は、

  • カメラとコンピューターを接続して撮影データをリアルタイムで表示する
  • 写真やビデオの撮影中に撮影結果を確認ができる
  • 撮影設定を調整できる

という機能のようです。

そこで、「テザー撮影 iPad」で検索すると、Capture One、とか、ShutterSnitchを使えとか出てきました。試しにShutterSnitchを入れてみると、起動時に購読表示が。Canonのアプリだと出来ないのかなあと思ってしまいました。「ShutterSnitch 代わり」で検索されている人もいるようです。

実現したい事

という事で、今回実現したい事は以下の2点です。

  • 撮影した画像を、iPad または macbookですぐに確認したい
  • 無料で実現したい

確認した環境

以下の環境で確認しています。

カメラ

  • Canon EOS R6(ファームウェア 1.8.1)
  • RF35mm F1.8

iPad

  • iPad Pro 10.5 inch (iPad OS 16.5)
  • Canon Camera Connect 3.0.11

Macbook

  • MacBook Pro(14inch 2021, Apple M1 Pro, Ventura 13.3.1 (a),13.4)
  • EOS Utility 3 バージョン3.16.12

手順

以下の手順で、「撮影した画像をすぐに確認したい」を満たす事ができました。

iPadの場合

1. カメラ側で、撮影画像の確認時間を「ホールド」に設定しておきます。

2. カメラとiPadをBluetooth/wifiで接続します。

3. Camera Connectアプリを起動します。

4. 撮影する[リモートライブビュー撮影]をクリックします。

これでカメラでシャッターを押すと、iPad側に撮影した画像が表示されます。ポイントは、撮影画像の確認時間を「ホールド」にする事です。ここがホールドになっていないと、すぐにライブビュー撮影の状態に戻ってしまうため、じっくり確認ができません。

Macbookの場合

macbookの場合はカメラ側の「撮影画像の確認時間設定」は不要です。2秒でも4秒でもホールドでもOKです。

1. EOS Utilityを起動します。

2. [リモート撮影]をクリックします。

3. [ライブビュー撮影]をクリックする(ウィンドウの下の方にあります)

これでカメラでシャッターを押すと、Macbook側に撮影した画像が表示されます(左側のクイックプレビューのウィンドウです)。ファイルも指定したフォルダに保存されました。

まとめ

無事、「撮影した画像を、iPad または macbookですぐに確認したい」、かつ「無料で実現したい」という要件を満たすことができました。

自分もそうですが、古いiPadを使っていると、リモートライブビュー撮影がもたつきます。ここは無視してカメラ側のファインダーで撮影しましょう。

以上、Canon EOS R6で、撮影した画像を大きな画面ですぐに確認する(テザー撮影を無料で)でした。ご参考になると幸いです。