先日のWindows 11のリリースの流れで、どうやったらTPMの縛りが回避出来るんだろうかと思っています。Parallels Desktop Pro Edition / Business Edition ではvTPMの仕組みがあるようなので、確認してみましょうというお話です。
Parallesとは
ウィキペディアに聞いてみましょう。
Parallels Desktop for Mac(パラレルス デスクトップ フォー マック)は、パラレルスが開発しているIntel Mac及びAppleシリコン搭載Mac用の仮想マシン環境ソフトウェアである。
https://ja.wikipedia.org/wiki/Parallels_Desktop_for_Mac
仮想環境が簡単に作れるソフトウェアでした。ホスト型の仮想化ですね。
Pro版 / Business版では、vTPMが利用出来るようです。
https://www.parallels.com/jp/blogs/parallels-desktop-と仮想化トラステッド-プラット-フォーム-モ/
さっそくインストールしてみます
vTPMを確認したいので、Pro版のページから「無料トライアル版」をダウンロードします。
どうやら無料トライアル版はProでは無さそうですね。
とりあえずダウンロードしたものを実行してみます。
Parallels Desktopのインストールが終わると、Windows 10のダウンロードとインストールが出来ます。
Windows10 Home以外を利用したい場合は「スキップ」を選択します。ここではインストールを押します。
Win10 Homeのダウンロードが始まります。
ダウンロードが終わるとインストールが始まります。
引き続いてWindowsのセットアップが始まります。
インストールが完了しました。デスクトップ上に表示されている(マスク部分)は、macOSのデスクトップ上のファイルが見えていました。
アカウントセットアップが完了すると、Windows10 Homeが使えるようになります。
tpm.mscを実行して、TPMの情報を確認してみます。
まあそうですよねえ。Pro版/Business版ではどのようになるのでしょうか。
Parallelsで構成 – ハードウェアを開いてみます。Pro版/Business版では、ここにTPMを追加出来る模様です。
アンインストール
vTPMはやっぱりPro版でないと無理という事が確認できたので、「無料トライアル版」をアンインストールします。以下の流れとなります。
- 最初にParallelsから仮想マシンを削除する
- アプリケーションフォルダからParallelsを削除する
- macOS再起動する
まとめ
以上、Parallels Desktop のインストール・アンインストールの流れでした。当初の目標からずれてしまいましたが、Parallelsのインストール自体は簡単で、Win10 Homeは非常に簡単に使えました。
Parallelsは再起動不要ですぐに使える点がいいですね。ぜひ1度お試しください。
わかった事
- Parallels Desktop Pro Edition / Business Edition ではvTPMが使えそう
- Pro Editionに無料トライアル版は無い
- Pro Editionに学割(半額)は使えない
できたらいいな
できたら良いなという事も残しておきます。
- Parallels Desktop Pro EditionでvTPM有効時、Windows 11の確認ツールを実行してみたいな
- Parallelsの学割(半額)をPro版に使いたいな
- BootCampでもParallelsでもどちらでもOKですが、MacBook Pro (13-inch, 2018, Four Thunderbolt 3 Ports) でWindows 11が動作するといいな
Windows 11のチェックツール
Windows 11のチェックツール、一旦取り下げになったあと、まだ準備中ですね。。
(2021/07/05現在)