Parallels Desktop for Mac (無料トライアル版)を入れてみた

先日のWindows 11のリリースの流れで、どうやったらTPMの縛りが回避出来るんだろうかと思っています。Parallels Desktop Pro Edition / Business Edition ではvTPMの仕組みがあるようなので、確認してみましょうというお話です。

Parallesとは

ウィキペディアに聞いてみましょう。

Parallels Desktop for Mac(パラレルス デスクトップ フォー マック)は、パラレルスが開発しているIntel Mac及びAppleシリコン搭載Mac用の仮想マシン環境ソフトウェアである。

https://ja.wikipedia.org/wiki/Parallels_Desktop_for_Mac

仮想環境が簡単に作れるソフトウェアでした。ホスト型の仮想化ですね。

Pro版 / Business版では、vTPMが利用出来るようです。

https://www.parallels.com/jp/blogs/parallels-desktop-と仮想化トラステッド-プラット-フォーム-モ/

さっそくインストールしてみます

vTPMを確認したいので、Pro版のページから「無料トライアル版」をダウンロードします。

Run Windows on Mac with a virtual machine like Parallels Desktop 19
Parallels Desktop 19 の仮想マシンをダウンロードすると、Mac を再起動することや、動作速度を減速させることなく、お使いの Mac 上で Windows を実行できます。さらに 20 万件以上の Windows アプリを(続きを読む)

どうやら無料トライアル版はProでは無さそうですね。

とりあえずダウンロードしたものを実行してみます。

スクリーンショット 2021-07-05 15.57.30.png
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Parallels Desktopのインストールが終わると、Windows 10のダウンロードとインストールが出来ます。

Windows10 Home以外を利用したい場合は「スキップ」を選択します。ここではインストールを押します。

Win10 Homeのダウンロードが始まります。

ダウンロードが終わるとインストールが始まります。

引き続いてWindowsのセットアップが始まります。

インストールが完了しました。デスクトップ上に表示されている(マスク部分)は、macOSのデスクトップ上のファイルが見えていました。

スクリーンショット 2021-07-05 16.14.43.png

アカウントセットアップが完了すると、Windows10 Homeが使えるようになります。

tpm.mscを実行して、TPMの情報を確認してみます。

まあそうですよねえ。Pro版/Business版ではどのようになるのでしょうか。

Parallelsで構成 – ハードウェアを開いてみます。Pro版/Business版では、ここにTPMを追加出来る模様です。

アンインストール

vTPMはやっぱりPro版でないと無理という事が確認できたので、「無料トライアル版」をアンインストールします。以下の流れとなります。

  1. 最初にParallelsから仮想マシンを削除する
  2. アプリケーションフォルダからParallelsを削除する
  3. macOS再起動する

まとめ

以上、Parallels Desktop のインストール・アンインストールの流れでした。当初の目標からずれてしまいましたが、Parallelsのインストール自体は簡単で、Win10 Homeは非常に簡単に使えました。

Parallelsは再起動不要ですぐに使える点がいいですね。ぜひ1度お試しください。

わかった事

  • Parallels Desktop Pro Edition / Business Edition ではvTPMが使えそう
  • Pro Editionに無料トライアル版は無い
  • Pro Editionに学割(半額)は使えない

できたらいいな

できたら良いなという事も残しておきます。

  • Parallels Desktop Pro EditionでvTPM有効時、Windows 11の確認ツールを実行してみたいな
  • Parallelsの学割(半額)をPro版に使いたいな
  • BootCampでもParallelsでもどちらでもOKですが、MacBook Pro (13-inch, 2018, Four Thunderbolt 3 Ports) でWindows 11が動作するといいな

Windows 11のチェックツール

Windows 11のチェックツール、一旦取り下げになったあと、まだ準備中ですね。。

(2021/07/05現在)